皆さん、こんにちは。神奈川県横浜市磯子区を拠点として、神奈川県・東京都内・埼玉県・茨城県などで解体工事一式を手がけている株式会社ワンツースリーです。
老朽化したマンションを解体しようとする時、最も気になるのは費用がいくらかかるかという点ではないでしょうか。戸建住宅に比べ、マンションの解体費用は大幅に高くなることは予想がついても、具体的な費用は想定しにくいでしょう。併せて、費用負担を誰がするのかについても、気になるところかと思います。
この記事では、マンションを解体する時の費用相場や、負担する対象者、注意点などを詳しく解説します。所有するマンションの解体を検討している方は、参考にしてみてください。
■マンションの解体費用相場はどのくらい?
マンションの解体にかかる費用は、建物の構造によって異なります。費用が最も安いのは鉄骨造(S造)であり、鉄筋コンクリート造(RC造)・鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)の順に高くなっていきます。構造以外に、マンションの規模・1戸あたりの面積・立地・解体工法などの条件も解体費用を左右する要素であり、坪あたり何万円と明確に決まっているものではありません。
マンションの構造の中では、RC造マンションが最も多いと言われています。RC造マンションの解体費用は、1戸あたり200万円から1,000万円かかるケースもあります。マンション全体の解体費用を計算する際は、1戸あたりの費用×戸数という計算式を使います。例えば、1棟に40戸あるRC造マンションであれば、建物全体で8,000万円から4億円ほどかかるのです。坪単価で計算すると、5万円から9万円程度になるケースが多いようです。
・マンションの解体費用の内訳
マンションの解体費用のうち、大きい割合を占めているのは、廃棄物処分費用と労務費用です。
廃棄物処分費用は、マンション解体工事により発生した産業廃棄物の処理に必要な費用です。廃棄物の種類や処分方法などにより処分費は変わるほか、処分に必要な許可申請手続き・解体作業に必要な重機などのレンタル代なども処分費に含むケースがあります。
労務費用は、解体工事に必要な人件費をさします。解体工事では、現場監督・作業員・下請け業者などさまざまな人たちが協力しながらの作業が必要です。上記の2つの費用で、解体費用全体の3分の2程度を占める場合もあります。
他にも、マンションの解体には、足場・養生費用、廃棄物運搬費用、仮設費用などが必要です。
■マンションの解体費用は誰が負担する?
上記で紹介したように、マンションの解体には大きな費用がかかります。誰が費用を負担するかは、分譲か賃貸かによって変わってきます。
・分譲マンションの場合
分譲マンションでは、入居時に入居者(住民)が部屋を購入しており、区分所有者に該当するため、解体費用は入居者負担となります。毎月積み立てている修繕積立金の一部を、解体費用に充当する物件もあります。
ここで覚えておきたいのは、分譲マンションを解体・建て替えする際には、住民の5分の4以上の賛成が必要である点です。分譲マンションでは一部の部屋だけ解体することはできず、建物全体の解体には住民の合意が必要です。分譲マンションには、区分所有法という法律に沿って作られた管理組合があり、管理組合が実施する総会によって解体についての話し合いが行われます。住民の5分の4以上の賛成を得られて、初めて解体が実行できるのです。
・賃貸マンションの場合
賃貸マンションでは、所有者は入居者(住民)でなくオーナーであるため、入居者に対する解体費用の負担はありません。ただ、毎月家賃と合わせて支払っている管理費や維持費などの費用が、解体費用に充当される可能性はあります。
賃貸マンションを解体する際には、入居者は退去しなくてはなりません。オーナー側の都合で解体するのであれば、退去後の入居者の転居先について相談にのるなどの姿勢が必要でしょう。
■解体工事を依頼するときの注意点3選
マンションの解体工事を業者に依頼するときには、注意したい点が3つあります。適切な費用で工事を依頼するために、注意点をしっかりと理解しておくことが大切です。
・費用の内訳を確認する
解体にかかる費用は、業者によって大きく異なります。また、内訳の記載方法も業者ごとで変わってくるため、費用と内訳の計上内容をきちんと確認しましょう。
マンションを解体する機会は稀であり、費用相場も分かりにくいものです。業者に言われるままに費用を支払ってしまうことがないよう、少しでも疑問点があればすぐに業者へ尋ねるようにしましょう。
・不要なものは捨てておく
マンションを解体した後の産業廃棄物と、家具や家電などの一般廃棄物は、異なるルートで運搬・廃棄しなくてはいけません。しかし、一般廃棄物の処分を業者に頼んでしまうと、処分費が高い産業廃棄物とまとめて処分されるため、費用が高くなってしまいます。
費用を抑えるためには、マンションに残っている不用品を事前に処分しておくことが大切です。
解体工事業者と不用品回収業者を別にするとそれぞれの業者が利益をのせるので割高になります。
翻って解体工事と不用品回収どちらもできる業者に依頼することで全体の費用が抑えられ、もろもろの依頼や処理の煩わしさも軽減でします。ワンツースリーは解体工事と不用品回収どちらもできる業者です。
解体工事と不用品回収を同時に行うなら、ワンツースリーにお任せください。
・実績のある業者を選ぶ
依頼したい業者が、これまでにどのような解体工事を施工してきたかという点も、事前に確認しておきたいところです。似た物件の解体実績があれば、スムーズに作業が進むと考えられます。
実績と併せて、業者が建設業許可を得ているかの確認も必要です。マンションの解体工事は多額の費用がかかるため、解体工事業だけでなく建設業許可も得ている業者でないと施工できません。業者に相見積もりを依頼する前に、実績と建設業許可の有無を確認しておくことが大切です。
マンションの解体工事を安全に施工し費用を抑えるためには、十分な情報収集が必要です。工事を依頼するタイミングと合わせて、しっかりと検討するようにしましょう。
■解体業者選びのポイントとは
解体業者を選ぶ際には、施工実績の他にもチェックしておきたいポイントがあります。
書面で明確な見積もりが出されているか・追加工事が必要な場合に事前に詳しく説明をしたか・担当者や職人の言葉遣いや対応が丁寧であるか・近隣住民への配慮は適切かなど、複数のポイントをチェックしておくことで、トラブルを未然に防げるようになるでしょう。
マンションの解体工事を検討されているオーナー様・中小企業の担当者様は、株式会社ワンツースリーまでお問い合わせください。弊社はこれまでにあらゆる建物の解体に携わっており、年間180件以上の解体実績がございます。
お見積もりや工程表は必ず書面でご提供し、分かりやすくご説明いたしますのでご安心ください。車両や重機を自社保有しており、迅速丁寧な対応やコスト削減が可能です。
マンションの解体は、構造ごとに適した解体作業を施工いたします。弊社は産業廃棄物収集運搬許可を取得しておりますので、適切な方法で産業廃棄物の処理も行います。
また、ワンツースリーは建設業許可の中でも「特定建設業」の許可も取得しています!
特定建設業取得業者は、元請業務が多く、高額・大規模な工事実績が豊富な傾向にあります。
つまり、ワンツースリーにはマンションの解体も安心してお任せいただけます!
近隣住民の方へのご挨拶や作業後の清掃など、工事以外の配慮も徹底し、お客様にご満足いただける解体工事を施工いたします。マンションの解体工事の流れが分からない・実績が豊富な業者に頼みたいなど、マンションの解体工事についてご相談がございましたら、お気軽に弊社までお問い合わせください。